夢見るデリジョン 216 View (2023-09-11 12:51)

George CondittとExhibit10契約

プロフィール


George Conditt (Puerto Rico/Gigantes de Carolina/C) 208cm/111kg


 ブレイザーズは9月11日、Iowa Stateのビッグマン、George CondittとExhibit10契約を結んだ。George Condittは18-19シーズンから4年間NCAAでプレーし、卒業後プエルトリコリーグで2年間プレーした。2022-23シーズンにはMINのサマーリーグロースター入りをした。彼のスタッツはこちら


ハイライト



フルゲーム



所感


運動量
スピード
リムプロテクト
パス
クリエイト能力
スコアレンジ
サイズ

 モバイルビッグで、スピードと運動量に特徴があり、トランジションでは先頭を走ることができる。NCAA時代にはリバウンドは一つの弱点だったが、プエルトリコリーグではDRB%:20%と十分な強さを見せている。ボックスアウトの意識も高いように感じる。また、ヘルプの判断が良く、リムプロテクターとして一定の活躍が期待できる(BLK%:6.5%)。オンボールでは、最低限のパス能力を持っており、ターンオーバーが少なくオフェンスの流動性を止めない。


 スコアレンジは狭く、基本的にはリム周りが主戦場となる。3Pはほとんど打っておらず、FTも確率が悪い。クリエイト能力があるタイプではないので、基本的には使われる選手だと感じる。ただ、リム周りのタッチは爆発的ではないが、悪くない。ダンクは力強く、フックにも柔らかさがある。2P%は57%ほどだった。しかしながら208cmのサイズはNBAセンターとしてはやや物足りないので、その部分で少し苦労するかもしれない。


 現状ビッグマンが不足しているブレイザーズにおいて開幕ロースターを勝ち取る可能性は現実的である。バジ、モーゼスブラウンともに、ややインテリジェンスが欠けている部分があるので、Condittのアピールポイントはそこになるかもしれない。


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