シューティング

　クイックなシューターで、ディフェンスやリムとの距離を気にせずに打つ。今年は22.2%とその制度に苦しんでいるが、昨年までは38%で決めていたことを考えると、すぐに回復してくるであろう。また、その精度に目を瞑っても一試合7本近く打つ能力は魅力だ。

スコアリング

　スムーズなジャンパーと柔らかいリムタッチを持ち合わせ、ハーフコート内ではどこからでも得点を狙うことができる。オフボールも良く、彼のスコアリングを支えている。特に今年はFTの本数を大きく増やしており、スコアラーとしての成長がうかがえる。

プレーメイクポテンシャル

　3年間でアシストを着実に増やしている。ゲームを見ても、視野が広いと感じ、玉離れも悪くない。まだまだNBAのSGとして平均的とは言えないが、そのレベルまで伸びそうだ。

ショットセレクション

　セレクションはかなり悪い。少しでも空くとショットを選択するので、トランジションでも容赦無く3を打つ。決まっていれば問題ないが、今シーズンは32%/22%/70%のスプリットと、苦しんでいる。ただ、得点能力が高い選手が周りに少ないということもある。

フィジカル

　SG-SFの選手として79kgは足りていない。逆にフィジカルがつけば、平均以上のディフェンダーになる可能性がある。

ベンチスコアラーとして大きな効力を発揮する可能性がある。特にブレイザーズは得点源の課題があり、ベンチから爆発力を与えられるケリーは可能性の一つであろう。