フィニッシュ

　華麗かつ力強いフィニッシュが魅力。コンタクトされている状況やリムからやや離れていても高い確率で決めることができる(FG:62%)。また、インサイドワークは華麗で、ポストからフックを狙うこともできる。ペイントに侵入できれば大きな得点チャンスとなる。

プレーメイクポテンシャル

　ハンドリングはかなり安定している。そしてASTは現状秀でているわけではないが、PnRハンドラーとしての展開を好み、パス意識も高く、ロールマンを活かそうとしている。現状少しパス精度が課題だが、将来的にはボールを扱えるウィングに育つかもしれない。

ペリメーターディフェンス

　ガード同様のクイックネスがあり、ガード相手にはフィジカルやサイズで上回ることができる。そのため、ペリメータは固く、滅多なことがなければ突破されないような安心感がある。

ペリメータショットクリエイト

　シュートの精度は今の所非常に高い(3P:60%)が、FTは67%ほどなのと、アテンプトが少ないことからいずれは落ち着くであろう。決して打てないわけではないが、シュートフォームはややゆっくりで、ジャンパーはかなり限定的だ。これらのクリエイトが向上されればさらに評価を上げそうだ。

オフボールディフェンス

　ボールへの積極性があるが、時々ボールマンに集まるように感じる。一方で、数字にはあまり現れていないが、ややリバウンド意識が低く感じる場面が見られる。ただ、オープンショットへのクローズアウト意識が高いのはプラスであろう。

ゲーム感覚が優れたウィングで、オフボールから効率的に得点を重ねる。エースタイプではないが、2番手3番手としてはどこでも欲しい逸材だろう。当然ブレイザーズも順位次第では狙い得る。特にブレイザーズは中心軸がおそらく決まっているので。