342 View
Comparison
Mini Giannis
Strength
サイズと高い運動能力を活かしたフィニッシュ力は魅力的で、2PTは66.2%を記録した。トランジションではより能力が活かされ、アリウープフィニッシュを決める場面も見られる。
高身長のハンドラーとして完成度が高い。ハンドリングは上手く、視野も広い。40分あたりで8.6astを記録した。ロブパスを飛ばす場面も多くみられ、今ドラフト最高のハンドラーである可能性がある。ただし、私が見た試合ではピックを使うプレーはあまり見られなかった。
トランジションを操縦するハンドラーとしては理想的な存在と言える。スピードとサイズ、運動能力、パス全てを兼ね併せている。また、先述のとおり自らフィニッシャーとして先頭を走る場面も多く見られる。
Weakness
ここまで聞くとウェンバンヤマにも匹敵する選手のように感じてしまうが、OTEはまだまだ未知数のリーグであることは忘れてはいけない。OTEを出て活躍しているNBA選手はまだおらず、周りの選手は2回り若い。厳しい指摘として高校生相手に無双しているというのもあったが、考慮する必要がある。ただし、Full Game自体はOTE公式チャンネルが頻繁に上げているので、熱心に見ればリーグレベルは判定できる。
3PTは25.0%、FTは65.6%と決して良い数字だと言えず、シュートフォームもスムーズとは言えない。とはいえ改善の余地がない訳ではなく、40分換算で4本近い3PAからも分かるように、外のシュートには全く躊躇がない。
For Blazers
今ドラフト最大のミステリーであることは間違いないが、補強ポイントとしては長身ハンドラーはベストマッチで、即戦力よりの指名であると感じる。何よりブレイザーズはサイモンズ、シェイドンの指名など、大学レベルでのプレー経験がない選手の指名に躊躇がないこと、シュミッツがかつて接触していたことを考えればチェックしといた方がいいドラフト候補だろう。
Highlight
Full Game
Reference
https://nbadraftroom.com/amen-thompson/