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Comparison
Bruce Brown
Strength
オフェンスにおいてはオールラウンドにこなす。特に5年目の今年には役割を増やしたことにより、ハンドラーとしてプレーする姿も見られた。オープンな味方を見つけて時折ハイライトパスを通す。AST%は14.1%と傑出してはいないが、AST/TO:2.0と落ち着いたハンドラーの一人である。オンボールでは滑らかで力強いドライブによって、オフボールではカットして、リムに到達する。そして精度の高いフィニッシュを見せる(2P:60%)。また、シューティングも強みというほどではないが、安定しており、3P%/FT%は35.2%/78.4%を記録した。ただややモーションがゆっくりに感じる。
リバウンドについてもSFとして十分強くDreb%は14.5%であった。リバウンドから自らボールをコントロールしてトランジションを攻め切ることもできる。
1-4番をペリメーターでもインテリアでも十分に守ることができ、チームディフェンスをよく理解しているとリファレンス先に評価されている。実際にフルゲームを見ても、相手の4番(ドラフト候補だったfilip)のマークを安心して任されているのがわかる。ボールを入れられないように手を伸ばし、オンボールでも力負けせずによく守っている。リバウンドの成績を合わせて考えても、体重の割にフィジカルが強いと感じる。また、スチールにも積極的で2.0%のstl%を記録した。
Weakness
少し触れたが、シューティングフォームはかなりゆっくりに感じる。メカニクスはスムーズで確率も十分だが、これがあまり3Pを打てていない理由かもしれない。
現時点では全く困っていないが、オンボールでの得点手段のほとんどはリムアタックだ。リムに到達する能力次第は高いが、ヘルプディフェンスに潰されるシーンもフルゲームから確認できる。それはどの選手でもそうなのだが、もしNBAレベルのビッグマン相手にフィニッシュできないのだとしたらスコアリングでは苦しむ可能性が高い。また、そうでなくともゆっくりなシュートフォームの問題もあってか、プルアップシュート打てるタイプではなく、どうしても天井を感じてしまうのは事実だ。
個人的には年齢はあまり気にしないが、5年間大学でプレーしたことは伝えておく必要がある。年齢はルーキーシーズン中に24歳を迎え、サイモンズと半年しか変わらない。これをどう受け取るかは人それぞれだが、若いに越したことはないので、少なからずマイナスの印象を与えている。
For Blazers
非常に成熟したプレイヤーで、オールラウンドに貢献できるプレイヤー。秀でたポテンシャルはあまり感じないが、現時点での完成度は高く、今すぐNBAのローテに入って10-15分ほどプレーできるだろう。43位は彼の指名レンジにある(そして恐らくトレードしない)。5/10のワークアウトでブレイザーズが彼にどのような評価を下すか注目である。
Highlight
Full Game
Reference
https://basketball.realgm.com/player/Jordan-Miller/Summary/139875