フィジカル

　屈強な身体でウェインライトと戦えるほどに分厚い。ガードを任せられる選手としてはあり得ないフィジカルで、特にオフェンスではシューター以外全ての役割をこなすことができる。もはやスモール5を託される場面すらある。立派なフィジカルはオフェンス面で特に活かされているが、ディフェンス面でもポテンシャルを感じさせる。

プレーメイク

　滑らかなパスワークと落ち着いた視野を持っており、メインハンドラーという感じではないが、多くのアシストを稼いでいる。今シーズンはAST%を30%とPGレベルにまで成長させており、まだ伸びるかもしれない。基本的にはオフェンスのハブとして機能し、隙があればアタックする。

トリプルスレット

　ハンドリングからというよりトリプルスレットからシュートを作り出すことが多い。わずかでもギャップを作ることができれば、フィジカルを活かしたドライブをする。小さいガードはポストアップで破壊することもできる。トップスピードはいまいちだが、加速は早い。

ペリメーターショットクリエイト

　カレッジレベルでは支配的なスコアラーの一人で、得点能力も申し分ないが、3Pラインより後ろではやや消極的にプレーする。オープンの場面でもパスを選択することがある。現代NBAを考えれば確かなステップアップが必要だろう。3PA/G:3.3

スピード

　ガードにしてはスピードでの優位が小さい。そのためフィジカルで対抗できる選手相手には得点チャンスを作り出せない。またオンボールスキルもまだ不十分であるといえ、ハンドリングからズレを作ることが難しい。ディフェンス面でもスピードやクイックネスの面で遅れを取ることがある。

ややパスファーストだが、得点もしっかり稼いでおり、試合の流れを見ながら得点する能力が高いのだろう。オフェンス面では1-4番までをこなすことができるので、2巡目で拾えるなら拾いたい選手の一人だ。