ファールドロー

　シュートへのアプローチが独特でファールドローを常に狙っているようなアプローチをする。加えて攻めっ気に溢れ、タフショットでも打ち切る強さがあるため、FT/FGAは0.66と完全に頭がおかしい。全てのショットがFTに繋がる可能性がある。

クリエイト

　すばしっこく。ディフェンスが何人いてもそれを掻い潜るスキルがある。サイズはないが、クロスオーバーの幅が広く、ムーブのキレがヤバい。ピポットも機敏で、ドリブルを止めてからショットを放てる。ファンタジスタな一面もあり、ボールを持つとワクワクが止まらない。

スティール

　アグレッシブなディフェンダーで、特にトランジションなどでハイリスクなプレーを好む。相手のドリブルの隙をついてボールを掻っ攫うのがうまく、そこからのトランジションは素早く魅力的だ。前傾姿勢のドライブからは得点への意欲が伝わる。

フィジカル

　2年生にしてはフィジカルが弱い。セレクションがタフなので、当たり負けないことが重要だと思うので、NBAへの適応に少し苦労するだろう。また、ディフェンス面でもフィジカルの問題はミンツの足を引っ張っている。整ったガードに押し負け、リムまで持ってかれる場面が目立つ。
[アウトサイドシューティング]
　ミドルレンジのタッチには素晴らしいものがあるが、3P%は30%程度で課題が残る。ワイドオープンの場面でショットを躊躇し、ミドルレンジに映る場面が多い。なぜかディフェンダーが近い場所では打つので、ファールドローに取り憑かれている可能性もある。とはいえ、3Pショットは力をこめているような感じで、もしかしたらNBAラインに苦しむかもしれない。

常に得点を狙っているかのような動物的スコアリングガードであるミンツはブレイザーズのオフェンスを改善させる可能性がある。ファールドローが上手いので、フィジカルの問題が解決すればNBAでも問題なくスコアリングを積み重ねるだろう。