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Quick Analysis
Comparison
Josh Hart
Strength
積極的なハッスルリバウンダーで、どこにでも顔を出す(7.8reb/36min)。ハートのようなリバウンダーと言えば一発で伝わるだろう。だが、実際にはハートより少し高い。このサイズは将来的により優れたリバウンダーになりうる素質を示す。
視野が非常に広く、パスがうまい(5.7ast, 2.3tov /36min)。この数字は今年一年で大きく向上している(AST: 3.1 → 4.7 /g)。オフェンスリバウンドからキックアウトを飛ばしたり、トランジションオフェンスではハイライトパスも繰り出す。ハンドラーとしても安定していて、球離れが良くオフェンス全体に流動性を与える。2.35ast/tovとtovも少なく、ドラフト候補の中でこの完成度は抜きに出ている。
Gをディフェンスするには十分すぎるフレームを持ち合わせており、1.3stl,0.6blk/36minは十分な数字と言える。リバウンドにも表れてるように体が強く、ポストでも簡単に押し負けない。驚異的なディフェンダーではないが、NBAでプレーするのに十分なレベルのディフェンダーと考えられる。
Weakness
躊躇うタイプのシューターではないが、3P:28.1%、FT:64.6%とシューティングは今の時代のガードとしては低く、改善が必要な点である。フルゲームを見れば分かるが、これは悪いショットセレクションから来るものではなく、良くも悪くも正しい選択をした結果である。今のところ躊躇している様子がないのはプラスポイントではあるが、大学での傾向がより顕著になり、NBAでは外を捨てられる存在になるだろう。
決してオフェンスを邪魔する存在ではないが、個人での打開には限界があり、ショット精度などを考慮するとスコアリングにはあまり期待できないかもしれない(8.1pts/36min)。フィニッシュに関してもスムーズで問題はないが、優れたフィニッシャーではない(これはハートとの明確な違いと言える)。オフェンスでは大きな成長がない限り、ハンドラーよりのロールプレイヤーとしての役割を担うと予想される(ドライブ控えめなハートみたいな)。
For Blazers
ロールプレイヤーとしては既に仕上がっており、全米制覇をした通り、勝利に貢献できるプレイヤーであることを証明している。確かに将来的な天井には限りがあるが、即戦力が欲しいブレイザーズが23位の指名権を使っても驚かない。というか使って欲しい。でもハートを使いこなせなかった点は心配である。
Highlight
Full Game
Reference
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