ディフェンス

　強さと敏捷性に秀でていて、1on1では多くのポジションを守れるように感じさせる。また、オフボールでもチームにマークの受け渡しを指示しており、彼周りでのミスが見当たらない。そこまで積極的な泥棒ではないが、狙える時は的確に腕を伸ばす(STL%:2.6%)。

オフェンス多様性

　小さい選手にはポストアップで優位を取ることができる。プレー選択の判断も早く、視野も広い。今年はやや苦労しているが、2年目までAST%は20%を超えており、ウィングとしては特異である。流動的なシューターではないが、ノンシューターでもない。様々なプレーをこなし、チームに流動性を与える。

クリエイト

　フォワード相手にポストを押し切る強さはなく、ビッグ相手にペリメーターから点をとるスキルはない。そして、オフェンスでこなしている役割の割に効率が良くない(FG:44%)。3年目のドラフト候補としてはやや影響力に欠けると感じる人もいるだろう。

パスとディフェンスが上手いコンボフォワードを欲しがらないチームはない。ブレイザーズはすでにフォワードの層はいい感じだが、それをさらに厚くできるかもしれない。カマラやバリと遠いタイプではないが、シュートはより上手い可能性がある。